おすすめの一冊
ジルベルトとかぜ
マリー・ホール・エッツ 作 たなべいすず 訳 冨山房
「おーい」とかぜによばれて、ジルベルトはふうせんをもってそとにとびだします。かぜはきまぐれ。ふうせんをそらにふわふわとうかべてたと思ったら、さっと取り上げて木のてっぺんにもっていってしまうことも。かざぐるまをやさしく回してくれるかと思えば、時々強く吹いてさくをこわしたりするかぜ。でもジルベルトとかぜはなかよし。
ジルベルトとたわむれるかぜのすがたを、カーキ色の地に白を使いたくみに表現しています。
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